「体が硬くなってきたから、少し運動してほしい」
「高齢の親にストレッチをすすめても、なかなか続かない」
このように感じているご家族もいるのではないでしょうか。
高齢者のストレッチは、難しい動きを正確にこなすよりも、本人が「心地よい」「またやってみたい」と思えることが大切です。
音楽やタオルを取り入れたり、家族と一緒に行ったりすると、いつものストレッチも楽しい時間に変えられます。
この記事では、高齢者が座ったまま楽しくできる簡単ストレッチ7選と、無理なく続けるための工夫を紹介します。
立って行うのが不安な方も、今の体でできる動きから始めてみましょう。

高齢者のストレッチは、難しい動きを頑張るより、楽しく続けることが大切です。
音楽や家族との会話を楽しみながら、今の体でできる動きから始めてみましょう。
年齢を重ねると、外出する機会が減り、体を動かす時間も短くなりがちです。
運動不足が気になっていても、いきなりウォーキングや筋力トレーニングを始めるのは、不安に感じるかもしれません。
そのような方には、ゆっくりと筋肉や関節を動かすストレッチがおすすめです。
肩を回す、腕を伸ばすなど、心地よい範囲でできる動きから始めれば、「もう少し動いてみよう」と思えるきっかけにもなります。
健康によいとわかっていても、「毎日10分」「決められた回数」と考えると、ストレッチが負担になりかねません。
1日1種類、肩や足首を数回動かすだけでも十分です。
高齢の親にすすめるときは、「一緒に肩を回してみない?」と誘ったり、好きな音楽を流したりすると、楽しく取り入れやすくなります。
頑張ることより、本人が「これならできそう」と思える方法を見つけましょう。
「立って運動すると、ふらつきそうで怖い」
「膝や腰が気になり、立ち続けるのがつらい」
そのような場合は、無理に立つ必要はありません。
椅子に座ったままでも、首や肩、腰、足首などを動かせます。体が安定しやすいため、足腰に不安がある方にも取り入れやすいでしょう。
ぐらつかない椅子を平らな場所に置き、今の体でできる動きから始めてみてください。
ここでは、椅子に座ったまま楽しくできるストレッチを7つ紹介します。
無理にすべて行う必要はありません。気持ちよく動かせるものから始めてみましょう。

やり方:
回数:
3~5回を目安に行います。
ポイント:
腕が上がりにくい場合は、無理のない高さで構いません。朝起きたあとや、気分を切り替えたいときにも取り入れやすいストレッチです。

やり方:
回数:
前後5回ずつを目安に行います。
ポイント:
好きな音楽や歌に合わせると、楽しく続けやすくなります。肩に痛みがある場合は、動きを小さくしてください。

やり方:
回数:
3~5回を目安に行います。
ポイント:
タオルを強く引っ張らず、肩が心地よく伸びる範囲で動かしましょう。腕を上げにくい場合は、目の高さまででも十分です。
タオルの代わりに柔らかいボールを使うのもおすすめです。

やり方:
回数:
左右3回ずつを目安に行います。
ポイント:
体を前に倒さず、真横へ傾けるイメージで行います。「右、左」と声に出しながら、ゆらゆら動くのもおすすめです。
タオルの代わりに柔らかいボールを使うのもいいでしょう。

やり方:
回数:
左右3回ずつを目安に行います。
ポイント:
腰だけを強くひねらず、後ろを振り返るようにゆっくり動かします。家族と向かい合い、左右を確認しながら行うのもよいでしょう。

やり方:
回数:
左右10~20秒ずつを1~2回行います。
ポイント:
太ももの裏側が心地よく伸びる位置で止めます。背中を丸めたり、上半身を深く倒したりする必要はありません。

ストレッチは、少し工夫するだけで楽しい時間に変えられます。
本人の好みや体調に合わせて、取り入れやすい方法を選びましょう。
好きな音楽や懐かしい歌を流すと、気分が明るくなり、自然と体を動かしやすくなります。
曲のリズムに合わせて肩を回したり、足首を動かしたりしてみましょう。ゆったりしたテンポの曲を選ぶと、無理なく取り組めます。
▶リズム体操については以下の記事でも詳しくお話ししています。
タオルややわらかいボールなどを使うと、ストレッチに変化をつけられます。
タオルを持って腕を伸ばす、ボールを両手で持って左右へ動かすなど、遊ぶ感覚で楽しめるでしょう。
道具は軽くて扱いやすいものを選び、座ったまま安全に行ってください。
ストレッチのために時間を作るのが面倒な場合は、テレビを見ながら行うのもおすすめです。
番組の合間に肩を回したり、家族と話しながら足首を動かしたりすれば、生活の中に自然と取り入れられます。
高齢の親にストレッチをすすめるときは、できた回数や動きの大きさを評価する必要はありません。
「もっと伸ばして」ではなく、「一緒にやってみよう」と誘うと、本人も気軽に参加しやすくなります。
うまくできることより、家族と楽しい時間を過ごしながら続けることを大切にしましょう。
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高齢者がストレッチを行うときは、体調に合わせて無理のない範囲で動くことが大切です。
安全に楽しむために、以下の点を確認しておきましょう。
ストレッチは、痛みを我慢するほど伸ばす必要はありません。
「気持ちよい」と感じる範囲にとどめ、痛みや違和感が出た場合は中止しましょう。
勢いをつけると、筋肉や関節に負担がかかる場合があります。
反動を使わず、伸ばしている部分を意識しながら、ゆっくり動かしてください。
力が入ると、無意識に呼吸を止めてしまうことがあります。
ゆったりと呼吸しながら、力を抜いて行いましょう。
厚生労働省のe-ヘルスネットでも、痛くない範囲で伸ばし、呼吸を止めないことが勧められています。
椅子は、ぐらつきのないものを平らな場所に置きましょう。
動くおそれがあるため、キャスター付きや回転式の椅子は避けてください。
発熱やめまい、強い疲れなどがある日は、無理をせず休みましょう。
毎日続けることよりも、その日の体調を優先することが大切です。
治療中の病気や関節の痛みがある方、手術後の方は、ストレッチを始める前に医師へ相談してください。
どのような動きを避けるべきか確認し、安全に取り入れましょう。

高齢者のストレッチについて、よくある疑問にお答えします。
まずは1日5分程度を目安に、1種類から始めてみましょう。
筋肉を伸ばした状態は、無理のない範囲で20秒ほど保つのが目安です。
長時間行うよりも、負担なく続けられる時間に調整してください。
体が硬くても、大きく伸ばす必要はありません。
痛みのない範囲で、ゆっくり体を動かせば十分です。
ほかの人と比べず、本人が「気持ちよい」と感じるところで止めましょう。
毎日できなくても、ストレッチをやめる必要はありません。
体調のよい日に1種類だけ行うなど、無理のないペースで続けましょう。
できなかった日を気にするより、生活の中で体を動かす時間を少しずつ増やすことが大切です。
首や肩、腕、上半身、足首など、車椅子に座ったままできるストレッチもあります。
ストッパーをかけて車椅子が動かないことを確認し、今の体で無理なく動かせる部位から始めてみましょう。
必要に応じて、家族や介助者がそばで見守ってください。
ストレッチを続けようと思っても、そのために時間を作るのが負担になることもあるかと思います。
大切なのは、意志や頑張りに頼るのではなく、生活の中で自然と体を動かせる仕組みを作ることです。
「あしふみ健幸ライフ(ゆるふみ)」は、椅子に座ったまま、足元をゆらゆら動かせる健康器具です。
ストレッチで体をほぐしたあとに取り入れれば、無理なく足を動かす時間を増やせます。
「あしふみ健幸ライフ(ゆるふみ)」は、テレビや読書を楽しみながら使えます。
運動のために特別な時間を作らなくてもよいため、毎日の生活に取り入れやすいのが特徴です。
椅子に座って使うため、立って運動することに不安がある方にも取り入れやすいでしょう。
体調に合わせて、自分のペースで足を動かせます。
離れて暮らす親に「運動してね」と伝えるだけでは、なかなか続かないことがあります。
足元に「あしふみ健幸ライフ(ゆるふみ)」があれば、テレビを見るときなどに自然と足を動かすきっかけになります。
頑張って運動するのではなく、毎日の暮らしに足を動かす習慣を取り入れたい方におすすめです。
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高齢者のストレッチは、難しい動きを頑張るよりも、本人が楽しく続けられることが大切です。
音楽を流したり、家族と会話したりしながら、今の体でできる動きから始めてみましょう。
立って行うのが不安な方は、無理に立つ必要はありません。椅子に座ったままでも、首や肩、腰、足首などを動かせます。
ストレッチ後に足を動かす習慣を取り入れたい方には、テレビや読書をしながら使える「あしふみ健幸ライフ(ゆるふみ)」もおすすめです。
すべての運動を毎日行わなくても構いません。
できることから少しずつ、生活の中に楽しく体を動かす時間を増やしていきましょう。
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