「運動しなきゃいけないのはわかってるけど、もう体がついていかない…」
「昔はもっと歩けたのに、最近はちょっとした段差でも怖い」
「運動した方がいいと分かってるけど、何から始めたらいいのか分からない」
そんな不安や戸惑いを抱えているご高齢の方、あるいはご家族のあなたへ。
この記事では、高齢者が運動をしない主な理由を【ランキング形式】でわかりやすく紹介しながら、
・運動不足によって起こる4つのリスク
・今日から始められる、かんたんで安全な運動習慣のヒント
についてお伝えします。
記事を読めば、今の自分にできる具体的な一歩が見えてきます。
1日5分でも継続して体を動かすだけで、将来の健康は変えられます。
だからこそ、今できることから、やさしく始めていきましょう。
スポーツ庁の最新調査(令和6年度)によると、70代の男女が運動をしない理由には明確な傾向があります。
ここでは、その中でもとくに多かった上位5つの理由をランキング形式で紹介します。
※出典: スポーツ庁『令和6年度 スポーツの実施状況等に関する世論調査(PDF)』
▶高齢のご家族に、運動をすすめるポイントは以下の記事でお話しています。
「少し歩いただけで疲れてしまう」
「階段を上がるだけで息が切れる」
そんな声が多く聞かれます。
加齢により筋力や持久力、バランス感覚が落ちるのは自然なこと。
ですがその結果、転倒やケガの不安が強まり、運動へのハードルが上がってしまいます。
また「ひざが痛い」「足がもつれる」といった悩みから、体を動かすこと自体が怖くなるというかたも。
動かないことでさらに筋力が落ち、ますます動けなくなるという悪循環にはまってしまいがちです。
【ポイント】軽めの運動を習慣づけることでも、以前よりも疲れにくい体に変わっていく可能性があります。
▶簡単なストレッチについて、以下の記事でもご案内しています。
「やらなきゃいけないのはわかってる。でも、どうしても面倒で…」
そんな本音が2位にランクインしました。
運動が習慣化していないと、どう始めればいいか分からず、心理的なハードルが上がってしまいます。
さらに「ラジオ体操でもキツい」「ウォーキングを続ける自信がない」といった年齢による不安も拍車をかけます。
とくにコロナ禍以降は外出の機会が減った影響で、気力そのものが落ち込んでいるかたも少なくありません。
【ポイント】体力に不安がある場合は、「座ったままできる運動」から始めるのが効果的です。
テレビを見ながらなど「ながら」で続けやすいのも魅力です。
「気づいたら動かなくなっていた」
「別に困っていないから何もしていない」
そんな「理由のない理由」が意外にも3位でした。
実際には「何をしていいか分からない」「やろうと思いながら、時間だけが過ぎてしまった」
といった漠然とした不安や、情報不足が背景にあるケースが多いようです。
病気もなく元気に暮らしていると、「今のままでいい」と思いがちですが、運動不足は知らずしらずのうちに生活の質を下げる要因になります。
【ポイント】家の中で気軽にできる運動を見つければ、気負わず習慣にしやすくなります。
など、運動に不安を感じる理由として病気やけがが挙げられることも、多々あります。
無理をして悪化させたくないという気持ちはとても自然なものです。
ただし、医師に相談しながら負担の少ない動きを取り入れることで、血流改善や痛みの軽減が期待できる場合もあります。
【ポイント】イスに座ったままできる運動や、ストレッチなどの軽い動作なら、関節への負担を抑えつつ体を動かせます。
▶変形性股関節症などでお悩みのかたには、以下の記事で対策法を詳しくお話しています。
▶高齢のかたや足腰に痛みのあるかた向けの運動について、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
最近では、70代になっても現役として働くかたが増えてきました。
仕事以外にも、家事や買い物、地域活動などを日々こなしていると、「自分は十分動いている」と感じる人も少なくありません。
確かに、こまめな動きは大切です。
ただし「何気なく動いている」のと「健康を意識して運動している」のでは、筋力や心肺機能への効果が異なります。
【ポイント】生活の中に「もう一工夫」を加えるだけで、より健康的な身体づくりにつながります。
▶高齢のかたの運動不足解消法について、以下の記事で詳しくお話しています。
運動不足を放置していると、知らないうちに体や心にさまざまな影響が出てきます。
ここでは、70代以降の方が特に注意しておきたい運動不足による4つのリスクをご紹介します。
年齢とともに筋力やバランス感覚は自然と落ちていきます。
さらに運動不足が続くと、下半身の筋力が衰え、関節も硬くなってしまいがち。
その結果、ほんの小さな段差でもつまずきやすくなってしまいます。
高齢者の転倒は、大腿骨の骨折など大きなケガにつながることも多く、そこから寝たきりになるケースも少なくありません。
だからこそ、普段から股関節まわりをよく動かし、筋力を保つことがとても大切です。
▶股関節まわりのほぐし方について、以下の記事でも詳しくお話しています。
長時間座りっぱなしの生活が続くと、血流が滞り、冷えやむくみ、肩こりや腰痛が起きやすくなります。
とくに股関節まわりは、太い血管や重要な神経が集中する場所。
座ったままだと神経が圧迫され、腰の痛みやだるさにつながることもあります。
また、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、下半身にたまった血液を全身へ送り出す大切な役割を担っています。
この部分をあまり動かさないと、血流やリンパの流れが悪くなり、むくみやすくなる原因になるのです。
場合によっては、足の静脈に血のかたまりができてしまう「エコノミークラス症候群」を引き起こすこともあるため、注意が必要です。
▶「エコノミークラス症候群」について、以下の記事でより詳しく解説しています。
実は、体を動かすことは心にも大きな影響を与えます。
運動によって分泌される「セロトニン」は、感情を安定させて前向きな気分をつくる「幸せホルモン」のひとつ。
ですが、体を動かさない生活が続くと、このセロトニンがうまく働かなくなり、気分の落ち込みや不安を感じやすくなってしまうのです。
とくに太陽の光を浴びながらの軽い運動は、セロトニンの分泌を活性化させ、心身の安定につながります。
外に出るのが難しい方も、室内でできるストレッチなどから無理なく始めてみましょう。
▶セロトニンの重要性やうつ病との関係について、以下の記事でより詳しく深堀りしています。
運動不足が続くと、脳への血流や刺激が減り、認知機能が低下しやすくなります。
同時に、代謝が落ちて血糖値や血圧のコントロールもしづらくなり、糖尿病や高血圧といった生活習慣病のリスクも高まってしまいます。
一方で、日常的にウォーキングやあしふみ運動、ストレッチを取り入れている人は、脳の血流が活発になります。
その結果、認知症の予防につながることがわかっています。
また、軽い運動を続けると血糖や血圧の管理がしやすくなり、将来の自立した生活を守る力にもなります。
▶認知症の対策について、こちらの記事でも詳しくお話しています。
とはいえ、ご高齢になればなるほど
「立ち上がって体操したり、歩き回るのは難しい…」
といったお悩みもあるかと思います。
そんな方にこそ試していただきたいのが、楽しく「ながら運動」ができる『あしふみ健幸ライフ』です。
座ったまま足を踏み込むだけで、下半身の筋肉(太もも・ふくらはぎ・腸腰筋など)をほぐします。
運動が苦手なかたでも、1日10分〜の使用で運動効果が期待できます。
『あしふみ健幸ライフ』を使用した実験では、開始からわずか30秒で
✅ 脚の血流が約10倍
✅ 脳の血流が約2倍
に増加したことが確認されています。
踏み込む力がほとんどいらないので、95歳の方でも無理なく毎日10分×3回で30分も足踏みしているそうです。
※個人の感想であり効果効能を実証するものではありません。
「運動やストレッチが苦手」「毎日続けられる自信がない」という方にも「これなら続けられる」と好評です。
運動不足の影響は、ただ体力が落ちるだけではありません。
転倒のリスクや体の不調、気分の落ち込みや認知機能の低下など、心身の健康全体にかかわってくる問題です。
とくに転倒が増えると、骨折で動けなくなり寝たきりになってしまうケースもあります。
だからこそ、まだ動ける今のうちに1日5分〜10分の小さな運動を習慣化し、一生ご自身の足で動ける体づくりを始めてみませんか?
あしふみ健幸ライフは、座ったままで歩行運動ができる
画期的な健康器具です。
ご両親へのプレゼントにもおすすめです。
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