血栓症に対して恐ろしいイメージを持っていても、その原因や特徴、できやすい人の特徴については、ご存じない人が多いのではないでしょうか。
血栓症には動脈血栓と静脈血栓があり、いずれの種類でも、発症すると体のいたるところに不調が見られることがあります。こちらの記事では、静脈血栓の特徴や、静脈血栓ができやすい人についてご紹介しています。
動脈血管は太くて血液の流れが速いという特徴がありますが、静脈は細く、血液の流れが緩やかという、動脈とは反対の特徴があります。
そして、静脈にできる血栓は静脈血栓と呼ばれ、初めはふくらはぎにでき、血流に乗って移動すると、肺血栓閉塞症を引き起こすことになります。
また、急性肺血栓閉塞症を発症した場合では、心臓の機能が急速に弱り、重篤な症状に陥るリスクが高まると考えられているのです。そしてそうならないためには、静脈血栓の予防対策をしておくことが大切です。
静脈血栓はふくらはぎから始まり、肺に移動すると肺血栓閉塞症という病気を引き起こす原因になります。
肺血栓閉塞症を発症すると、突然の呼吸困難や胸の痛み、動悸、冷や汗、足のむくみなどの症状が見られ、適切な処置を受けなければなりません。では、静脈血栓はどのような人にできやすいのでしょうか。
静脈を流れる血液は流れが遅く、同じ姿勢で長時間過ごしていたり、運動不足だったりすると、その流れはますます遅くなり、血栓ができやすくなります。
静脈血栓が引き起こす病気の代表として挙げられるエコノミークラス症候群では、飛行機の狭い座席で貯時間過ごしているうちに足の血行不良が起こり、血液が固まって血栓ができます。
そして、ふくらはぎでできた血栓は、ゆっくりと肺部分に移動し、肺血栓閉塞症を発症することになるのです。
なお、エコノミークラス症候群は、食事や水分をしっかりと摂ることで予防できますので、飛行機でエコノミークラスを利用する際には、手元に水やお茶などを用意しておくと良いでしょう。
低用量ピルや経口ホルモン剤などを服用することで、静脈血栓を発症することがあります。それは、低用量ピルを服用するとホルモンバランスが乱れ、卵胞ホルモンが活性化することで血液が固まりやすくなるからです。
なお、低用量ピルの服用で血栓ができた場合には、軽度の吐き気や頭痛、胸の張りや痛み、腹痛や下痢、体全体のむくみなどの症状が現れやすくなるといわれています。
低用量ピルの服用でこのような症状が現れたら、静脈血線を視野に入れておく必要がありますので、直ちに病院を受診して、血栓の有無を確認しておく必要があるでしょう。なお、静脈血栓と診断された場合には、しばらく低用量ビルの服用を中止して、経過観察をすることになります。
今回は、静脈血栓の特徴と、静脈血栓ができやすい人の特徴についてご紹介してきました。
静脈は細く、血液の流れが遅いという特徴がありますが、ふくらはぎの静脈に血栓ができると、血液に乗っては今で到達し、肺血栓閉塞症という病気を引き起こすリスクが高まります。
そうならないためには、静脈血栓ができる原因を知り、自分で行える対策を行っておくことが何よりも大切でしょう。
特に運動不足は血行不良を引き起こす原因になりますので、血栓の発症を防ぐためにも、なるべく体を動かす習慣を身につけてくださいね。
あしふみ健幸ライフは、座ったままで歩行運動ができる
画期的な健康器具です。
ご両親へのプレゼントにもおすすめです。
メルマガ会員募集中!
お得な情報などをお届けいたします。この機会にぜひご登録ください!