2025.11.27 すべり症

すべり症で歩けないほどつらいときの不安を解消する体の動かし方

「少し歩いただけで腰や足がつらい」
「もう前のように歩けないのでは…」

すべり症が進行すると、「歩けないと」いう不安が頭をよぎりますよね。

痛みやしびれ、足に力が入らない感じなど。

それに加えて、

「このまま動かなくなったらどうしよう」
「無理に歩いて悪化したら怖い」

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

  • ・すべり症で歩けなくなる理由
  • ・無理に歩かないほうがいいケース
  • ・歩けない時期でも、体を動かし続ける方法

をご紹介しながら、あなたの今の状態に合った付き合い方をお伝えします。

すべり症で「歩けない」と感じる状態とは

「歩けない」といっても、完全に一歩も動けない状態だけを指すわけではありません。

すべり症の方がよく感じるのは、

  • ・数分歩くと立ち止まりたくなる
  • ・腰や足に力が入らず不安定になる
  • ・痛みやしびれで、歩くのが怖い
  • ・前かがみだと少し楽だが、まっすぐ立つとつらい

といった状態です。

歩けなくなり始めているサインに気づかないまま、
無理を重ねてしまうことも少なくありません。

すべり症の概要についてくわしくは、以下の記事をご参照ください。

高齢者に多い腰椎すべり症をわかりやすく解説!原因とラクになるコツまとめ

歩けなくなる原因と、無理に歩くリスク

すべり症で歩きにくくなる背景には、以下のような要因が複数重なっています。

  • ・腰椎のズレによる神経の圧迫
  • ・脊柱管狭窄症の併発
  • ・痛みをかばう姿勢による筋肉の緊張
  • ・怖さから動きが減ったことによる筋力低下

この状態で、

「歩かなきゃダメだ」
「運動しないと衰える」

と無理をすると、痛みやしびれが強まることも。

とくに、立って歩く動作は腰に負担が集中しやすいため、
今の状態に合っていないことも多いのです。

こんな症状があれば、まずは受診を

次のような症状がある場合は、
運動や自己判断よりも、医療機関での確認を最優先にしてください。

  • ・足の力が明らかに落ちてきた
  • ・しびれが広がってきている
  • ・排尿・排便の違和感がある
  • ・夜間や安静時にも痛みが強い

この記事は治療の代わりではありません。
安全ラインを守った上での選択肢として、続きを読んでください。

すべり症で歩くのがつらい時の「負担をかけない歩き方」

歩けないほどつらい時期に、
「正しい歩き方」を意識しすぎる必要はありません。

以下の3つのポイントを押さえておくだけでも、負担や悪化を減らせます。

①歩幅は小さく、ゆっくり
②背筋を無理に伸ばさない
③痛みが出たら、その場で止まる

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

①歩幅は小さく、ゆっくり

歩幅を広げるほど、腰への衝撃は増えます。
すり足に近い感覚で、一歩一歩を小さく刻みましょう。

②背筋を無理に伸ばさない

胸を張りすぎると、腰が反りやすくなります。
少し前かがみ気味のほうが楽な場合もあります。

③痛みが出たら、その場で止まる

我慢して歩き続ける必要はありません。。

痛みが出たら、いったん止まりましょう。
体を支える必要があると感じたら、杖や手すりを使って負担を減らすのも一つの方法です。

歩けない時期に必要なのは「腰に負担をかけない動き」

「歩けない=何もしないほうがいい」
というわけではありません。

ただ、必要なのは

  • ・立ったまま運動しない
  • ・腰で体重を支えない
  • ・腰をひねらない
  • ・痛みが出ない範囲で動かす

という条件を満たした動きです。

すべり症のときに推奨する運動について、詳しくは以下の記事でもご紹介しています。

腰椎すべり症「やっていい運動・ダメな運動」悪化を防ぎ痛みを和らげる運動法

無理に歩こうとするより、腰に負担をかけずに、下半身を動かす運動のほうが安心につながる場合もあります。

すべり症がつらい方でも運動しやすい器具を使った「足踏み運動」

すべり症で歩けないほどつらい方の場合、

  • ・立って行う運動
  • ・腰を大きく動かす体操

は、負担になることがあります。

そんなときにオススメするのが、座ったまま最小限の力でウォーキングのような運動ができる、あしふみ健幸ライフです

80〜90歳でも、5分で1,000回足が動かせたという声も多くあります。

おもに、

  • ・椅子に座ったまま使える
  • ・足だけを自然に動かせる
  • ・腰や背中をひねらない
  • ・痛みがある日でもラクに運動できる

といった特徴があります。

「ご高齢でウォーキングに出るのがおっくう」
「痛みがあって動けない」
といった悩みを持つ方にとって、室内運動として取り入れやすい方法です。

関連記事:

室内でウォーキングの代わりになる運動【高齢者や下半身ダイエットに!】

「足が痛くてもできるやさしい運動」で歩けなくなる悪循環を断つ!

歩けない不安を抱えたままでも、運動ができる安心感

すべり症のつらさは、痛みそのものだけでなく、「この先どうなるのか分からない」という不安がつきまといます。

無理に頑張らなくても、たとえば

  • ・痛みがある日は軽く
  • ・余裕がある日は少し長めに
  • ・テレビを見ながらでもできる

そんな選択肢があるだけで、気持ちがラクになる方も多いでしょう。

歩けないからといって、運動すべてを止める必要はありません。

今の状態に合った形で、できることを続ける。

その一つの方法として、あしふみ健幸ライフを検討してみてはいかがでしょうか。

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