2023.10.21 変形性股関節症

立ち上がる時の股関節の痛み…原因は「変形性股関節症」?解消法は?対策は?

💬「立ち座りする時に股関節がズキズキ痛い!」

💬「立ち上がる時、股関節が痛いのが気になって作業に集中できない…」

💬「股関節の痛みがひどくて、好きなスポーツができなくなった」

💬「股関節の痛みにより、運転が困難になってきた」

立ち上がる時に股関節が痛くなることはありませんか?立ち上がる時に股関節が痛むのは、股関節になんらかの異常が発生しているからです。

股関節の痛みの原因は変形性股関節症が疑われます。変形性股関節症は、股関節の軟骨が摩耗し、時には完全に消失する疾患です。症状の進行する形式から高齢者に多いイメージですが、最新の研究では40代から発症する可能性があると報告されています。

股関節の痛みは日常生活に大きな悪影響を与えます。変形性股関節症に限らず、股関節の痛みの原因は数多くあり、それぞれに対策が必要です。

今回のコラムでは「立ち上がる時の股関節の痛み」をテーマに、痛みの原因や解消法、対策についてお話ししていきたいと思います。

「立ち上がる時の股関節の痛み」おもな4つの原因

「立ち上がる時の股関節の痛み」おもな4つの原因

立ち上がる時の股関節の痛み。さまざまな原因が挙げられる中で、とくに多い原因が次の4つです。

  • 変形性股関節症
  • 股関節の炎症と腫れ
  • 節損傷などの古傷
  • 筋力の低下

それぞれの原因についてお話ししていきたいと思います。

変形性股関節症

変形性股関節症は、股関節の軟骨が徐々に摩耗し、やがては骨同士が直接摩擦する状態に進行する病気です。この軟骨の摩耗が股関節の動きを制限し、立ち上がる時の痛みを引き起こします。

軟骨が減少することにより、関節の滑らかな動きが失われ、痛みや固さを感じるようになります。さらにこの病気は進行性疾病であるため根治が難しく、根治を目指すとしても、相応のリハビリが必要になるという厄介な病気です。手術などの外科治療や投薬治療などもあります。ただし、それでもやはり長期間のリハビリトレーニングをこなさなければQOL(クオリティオブライフ)の向上は見込めません。

早期の診断と適切な治療が症状の進行を遅らせ、関節の機能を保つことにつながります。たとえば、物理療法や運動療法を通じて関節の動きを改善し、痛みを軽減することが可能です。

股関節の炎症と腫れ

股関節の炎症と腫れ

関節の炎症は、股関節の痛みの一因となります。立ち上がる時に関節に加わる負担が、炎症や腫れを引き起こす、もしくは痛みを悪化させる可能性があります。

炎症は、関節周囲の組織を刺激し、痛みや腫れを生じさせるものです。炎症が起きると、痛みを生じさせないように日常の動作とは違った動きをすることがあり、その動きがほかの関節を痛めてしまう原因にもなってしまうのです。

改善する方法としては抗炎症薬の使用や冷却療法、そして適切な休息があります。長期的には、体重管理や運動療法を通じて関節にかかる負担を減らし、炎症を予防することが重要です。

関節損傷などの古傷

関節損傷などの古傷

過去に関節損傷を経験した人は、立ち上がる際に股関節の痛みを感じる可能性があります。関節損傷は関節の炎症や腫れと違い、より重篤なダメージを人体、そして心に刻み込みます。過去の関節損傷が原因で股関節に痛みを感じる人の原因は大きく分けて2つです。

1つが「関節の構造の変化」で、もう1つが「精神的なダメージ」です。関節損傷は人工関節などの外科治療でなければ根治は難しいでしょう。投薬治療などで自然治癒を目指したとしても、損傷の影響で関節そのものの構造が変化してしまった場合、立ち上がる時の股関節の動きは不自然なものになってしまい、結果として痛みを生じさせてしまうのです。

「古傷が痛む」といった表現は、まさに「心」に刻まれたダメージです。関節を損傷した頃のような低レベルのQOLを再び繰り返さないように「警笛」の意味合いで「痛み」が発生することもあります。

過去の関節損傷が股関節の痛みの原因になっている場合、適切なリハビリテーションや投薬治療、痛みがあまりにひどい場合には、外科手術が発生することもあります。

筋力の低下

筋力不足は、股関節の安定性を低下させ、立ち上がる際に痛みを感じる原因となります。筋力が不足すると、関節のサポートが失われてしまい、立ち上がった時のバランスが悪くなります。これにより、立ち上がる際に関節に過剰な負担がかかり、痛みを生じさせてしまうのです。

筋力を向上させることで、関節の安定性を改善し、痛みを減らすことが可能になります。ただし、股関節に痛みがある人の多くは高齢者です。そのため、一般的な筋力トレーニングが難しいという問題があります。筋力トレーニングを継続することが難しい場合は、健康器具などを用いて、効果的な筋力とレーニング方法を探す必要があるでしょう。

筋力トレーニングは理学療法士など、専門家の指導のもとで行うことが重要であり、無理なトレーニングは関節にさらなるダメージを与える可能性があります。適切なトレーニングプログラムは、股関節の痛みを軽減し、関節の機能を改善し、全体的な生活の質=QOLを向上させられるでしょう。適切な栄養の摂取と休息も筋力の回復と股関節の健康に重要です。

筋肉トレーニングに関するさらに詳しい情報は▼以下▼のリンクからチェックできます。ぜひご一読ください。

低負荷の筋トレでも筋力アップはできる!その理由と方法を解説

立ち上がる際の股関節の痛みを軽減するためには

日常的な動作である「立ち上がること」が痛みによって難しい場合、生活の質=QOLが大幅に低下します。徐々に立ち上がる行為そのものが億劫になり、日常動作で維持できる筋力の低下にもつながります。つまり、立ち上がる際の痛みを放置しておくことは、生活の質を落とす「負のスパイラル」に自ら陥っていることと同じ行為なのです。

だからこそ、私たちがやるべきことは「立ち上がる際の痛みを管理すること」なのです。痛みの管理と聞くと、リハビリテーションや手術治療などの医療行為がイメージされます。ですが、実際は私たち自身で管理することもできるのです。

この項では「立ち上がる時の股関節の痛みを管理する」方法についてお話ししていきたいと思います。

立ち上がる時の正しい動きと座るポジショニング

立ち上がる際には、正しい動作と座っている時のポジショニングが重要です。

まず、立ち上がる時には、体の重心を前に移動させ、膝と腰を同時に伸ばすことが大切です。また、座っている際には、椅子の高さが適切であることを確認しましょう。足が地面にしっかりと着いている状態が理想です。

両足をしっかりと地面に着いた安定した状態で立ち上がる動作をすることで、立ち上がる際のバランスが保たれ、股関節への不必要な負担を避られるでしょう。

立ち上がる時の痛みを軽減する4つの工夫

立ち上がる時の痛みを軽減する4つの工夫

立ち上がる時の痛みを軽減するためのポイントは以下の4つです。

  • 立ち上がる際はゆっくりと
  • 立ち上がる前に軽いストレッチを行う
  • ゆっくりと両足を均等に使う
  • 支えを使う

立ち上がる際はゆっくりと

股関節の痛みを軽減するために、立ち上がる際はゆっくりと動くことが重要です。急激な動作は関節に負担をかけ、痛みを増幅させる可能性があります。ゆっくりとした動作は、関節にかかるストレスを最小限に抑え、痛みの緩和に寄与します。

朝起きた際や長時間座っていた後など、股関節が硬くなっていると感じる時には、とくに慎重にゆっくりと立ち上がることが大切です。この簡単な工夫が日常生活での快適さにつながります。

立ち上がる前に軽いストレッチを行う

立ち上がる前に軽いストレッチを行う

立ち上がる前に、簡単なストレッチを行うことは股関節の痛みを軽減するのに役立ちます。これにより、筋肉と関節が柔軟性を取り戻し、痛みの緩和が促進されます。また、自分に合った、痛みの出にくい方法を見つけ、それを立ち上がる際の基本動作として採用することも有効です。

ゆっくりと両足を均等に使う

立ち上がる際、座った状態からゆっくりと身体を起こすことが大切です。両足を均等に使うよう配慮し、片足に負担がかからないように心がけましょう。このアプローチは、立ち上がりの際に両足を均等に使うことで、股関節へのストレスを均等に分散させるメリットがあります。

通常、片足に過剰な負担がかかると、股関節に不均等な圧力がかかり、これが炎症や痛みの原因となります。両足を均等に使うことで、股関節への負担が均等に分散され、関節へのストレスが少なくなり、痛みが和らぐ可能性が高まるでしょう。

支えを利用する

支えを利用する

股関節の痛みに悩む場合、支えを活用することが非常に重要です。とくに椅子や壁などの支えを利用することで、安定感を持ちつつ立ち上がることが可能となります。これにより、バランスを保ちつつ痛みを軽減し、安全に行動できるようになるでしょう。

支えを持つことで、体重をかける際の負担を分散させ、股関節にかかるストレスを軽減します。また、安定感があるため、転倒や怪我のリスクも減少します。とくに股関節の痛みが強い場合や関節が不安定な状態の場合は、支えを頼りにして立ち上がることで、生活の質を向上させる近道にもなるはずです。

支えを利用する際には、適切な高さや位置に配置し、必要に応じて手すりや歩行補助具も検討しましょう。また、補助してくれる家族やスタッフがいる場合は遠慮なく手を借りましょう。

股関節の痛みを和らげる医療

股関節の痛みを和らげる医療

痛みを和らげるためには、物理療法や薬物療法も考慮しましょう。定期的に行うストレッチやエクササイズは、筋肉の柔軟性を保ち、関節の可動域を向上させられます。

また、抗炎症作用のある非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用や、必要に応じて医師の指導のもとでの筋肉弛緩剤を使った治療も、痛みをコントロールする手段となり得ます。さらに、温湿布やアイスパックの適用も、痛みや腫れを和らげる手段として有効です。

痛みの種類や程度に応じて適切な方法を選ぶことで、より快適な日常生活を送れるでしょう。

あしふみ運動の重要性と効果

あしふみ運動の重要性と効果

変形性関節症の患者さんにとって、適切な運動は痛みの管理や関節機能の維持、向上に非常に効果的です。あしふみ運動は、これらの目標を達成するための1つの手段として推奨されます。

この運動は、股関節周囲の筋肉を鍛え、関節の安定性を高めることで、痛みの軽減や関節機能の改善が期待できます。

あしふみ運動で股関節を鍛える

あしふみ運動は、股関節を中心に周囲の筋肉を効果的に鍛える運動です。とくに、変形性関節症によって損傷が起こりやすい股関節の軟骨を保護し、関節の安定を図ることができます。

股関節の柔軟性が向上することで日常生活での動作がスムーズになることが期待でき、さらに、定期的な運動によって筋肉が強化されて関節への負担が軽減します。

痛い股関節に効果的なあしふみ運動の方法

慢性的な股関節痛を持つ人にとって、あしふみ運動は極めて有効です。

まず、運動を始める前に、適切なウォーミングアップを行い、筋肉や関節を温めておきましょう。その後、ゆっくりとした動作で運動を開始し、痛みを感じない範囲で行います。無理をせず、体の信号をしっかりと感じながら進めていくことで、徐々に運動の範囲や強度を増やしていくことができます。

運動の際には呼吸を整え、リラックスした状態を保つこともポイントです。また、適切なフォームで行うことで正しく筋肉を鍛え、効果を最大限に引き出すことができるでしょう。運動後には、クーリングダウンを行うことも重要です。クーリングダウンを行うことで筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を保持できます。

ただし、股関節痛対策としてあしふみ運動をする場合、そもそも歩行が困難な人は運動そのものが難しいという問題も抱えています。そこでオススメしたいのが、健幸ライフ株式会社の健康器具『あしふみ健幸ライフ』です。

『あしふみ健幸ライフ』で股関節痛対策!

『あしふみ健幸ライフ』で股関節痛対策!

『あしふみ健幸ライフ』は貧乏ゆすりのメカニズムと、あしふみ運動のメカニズムを融合させた健康器具です。

「貧乏ゆすり」とは、無意識に膝や足を上下に動かす動作のことです。一般的に貧乏ゆすりは「行儀が悪い」や「落ち着きがない」、「周りの人が貧乏ゆすりをしていたら気が散る」といった具合に、ネガティブな動作として認識されています。

ですが、実はこの「貧乏ゆすり」、最近では「健康ゆすり」として見直されつつあるのです。とくに2023年になり、新型コロナウイルスの5類以降に伴い、高齢者のフレイル対策が各メディアで流れるようになってきました。その中で注目を集めているのが「貧乏ゆすり=健康ゆすり」です。

貧乏ゆすりを意識的に行うことで下半身の筋肉を刺激し、血流の促進や腸腰筋ほぐし、脳トレ効果があることも研究で明かにされています。貧乏ゆすりは基本的に座ったままでもできる動きです。ごはんを食べる時やソファーに座ってテレビを見ている時、病院の待合室で待っている時など、座っている状態の時に自然と出てしまうのが貧乏ゆすりですよね。

この貧乏ゆすり習慣を意識的に日常生活の中に取り入れることで、股関節の痛み対策になるのです!

貧乏ゆすりに関するコラムは▼以下▼のコラム一覧からもチェックできます。

あしふみ健幸ライフ:ブログ:貧乏ゆすり

あしふみ健幸ライフで股関節をほぐすべき理由

『あしふみ健幸ライフ』はあしふみ運動がラクにできる健康器具です。あしふみ運動の章でもお話ししましたが、あしふみ運動は股関節周辺の筋肉「腸腰筋」をほぐしながら刺激を与えられる運動です。強い負荷を与える運動ほど、関節や筋肉がほぐれていなければケガの原因にもなってしまいます。

ほぐしつつ強化する。

この2つの筋肉トレーニングを同時にできるように設計されたのが「あしふみ健幸ライフ」なのです。

立ち上がる前たった5分のあしふみ健幸ライフ使用が股関節痛で悩むあなたのQOLを改善する
立ち上がる時に感じる股関節の痛み。変形性股関節症や股関節の炎症や腫れ、古傷の痛みなど、痛みの原因は人によって異なります。ですが、立ち上がる前のストレッチ運動によって痛みを軽減され、生活の質が上がることは先ほどもお話しした通りです。

ただし、立ち上がる前のストレッチ運動はどれぐらいの時間をやれば良いか、どれぐらいの強度でやれば良いかイマイチわからないという方もいらっしゃるでしょう。そこでオススメしたいのが、立ち上がる5分前のあしふみ健幸ライフです。

あしふみ健幸ライフは、5分間の使用でウォーキング1000歩分あるけるように足を動かせます。つまり、立ち上がる前に5分間のウォーキングをして、筋肉をほぐしている状態にできるのがあしふみ健幸ライフなのです。

最初の頃は立ち上がるたびにあしふみ健幸ライフを5分間使うというのは面倒なことかもしれません。しかし、1度だけでも良いので、あしふみ健幸ライフを使ってから、立ち上がってみてください。足の踏ん張りが効くようになり、スムーズに立ち上がれるようになっているはずです。

実際に購入された方からは、

💬「立ち上がる時に”ヨイショ”と言って、自分自身を鼓舞しないとスムーズに立てなかったが、あしふみ健幸ライフを使い始めたことで”ヨイショ”を言わなくてもスムーズに立ち上がれるようになった」

というお声をいただいております。

立ち上がるたびに股関節の痛みを感じているならば、立ち上がる際の「ヨイショ」や「ヨッコラショ」という掛け声は自分自身を奮い立たせる目的でつい口に出してしまうもの。自分の腰の筋肉(腸腰筋)だけで立ち上がれる喜びは、驚きとなって「あれ?スムーズに立ち上がれた!」と変わることでしょう。

ぜひとも『あしふみ健幸ライフ』で、スムーズな立ち上がり、QOLの向上を実現してみませんか?

立ち上がる時の股関節の痛みは継続的な運動と適切な治療で軽減できる

立ち上がる時の股関節の痛みは継続的な運動と適切な治療で軽減できる

あしふみ運動の効果を最大限に発揮させるためには、継続的な運動が不可欠です。定期的かつ継続的に運動を行うことで、筋肉が徐々に強化され、股関節の安定性が向上します。これにより、日常生活での動作がよりスムーズになり、痛みの軽減や関節機能の改善が期待できます。

『あしふみ健幸ライフ』は股関節痛に効果的なあしふみ運動をサポートできる健康器具です。いつでも、どこでも、誰でも、簡単にできるシンプルな作りですので、運動をするのが面倒くさいという人にもオススメです。

運動は継続することで高い効果を得られます。あしふみ健幸ライフを長期的に使用してもらうことで、体のバランスが整い、関節への負担が均等に分散されるようになり、これが新たな損傷の予防や今現在悩んでいるの症状緩和とつながります。

立ち上がる時の股関節の痛みにお悩みのあなた!ぜひ「あしふみ健幸ライフ」でスムーズな立ち上がりと生活の質を向上させてみませんか?

あしふみ健幸ライフは、座ったままで歩行運動ができる
画期的な健康器具です。
ご両親へのプレゼントにもおすすめです。

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