2023.08.24 腸腰筋

腸腰筋が硬くなる原因と影響は?改善方法はストレッチが最適なの?

💬「最近急に疲れやすくなったなぁ…」

💬「肩や首のコリがヤバイ…スマホの使いすぎかな?」

あなたに上記のような症状が起こっているならば、もしかすると「腸腰筋が硬くなっている」ことが原因かもしれません。

腸腰筋は背中の下部からお尻の上部にかけて位置する筋肉です。おもに腰を支える役割があり、この筋肉が硬くなると「身体のコリや疲労」が発生しやすくなります。

腸腰筋が硬くなる原因としては次の3つが挙げられます。

  • 長時間同じ姿勢で座っているから
  • 運動不足・過度な運動の影響
  • 寝相の悪さの影響

これらの原因から腸腰筋が硬くなり、身体に悪影響を与えてしまうのです。

このコラムでは、腸腰筋に関する以下の4つの疑問についてお話ししていきたいと思います。

  • そもそも腸腰筋とはどんな筋肉なのか?
  • 腸腰筋が硬くなる原因
  • 腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響
  • 腸腰筋を柔らかくするための改善方法

ぜひ最後までご一読ください!

腸腰筋とはどんな筋肉?

2.腸腰筋とはどんな筋肉?

腸腰筋とは、腸骨筋、大腰筋、小腰筋の総称です。これらの筋肉は「足や膝を曲げること」「足や膝を上下させること」、そして「姿勢を保つこと」がおもな役割です。

人間は歩く際、足を上げて膝を曲げるという動きをします。この動きを司っているのが腸腰筋です。また、腸腰筋は内臓を正しい位置に支えるという役割もあります。腸腰筋が弱ることで、歩くことが難しくなるだけでなく、内臓の健康にも影響を与えてしまうのです。

歩いているときに股関節が硬いなと感じた際、開脚ストレッチや開脚マッサージを行う人がほとんどですが、実際には腸腰筋が硬くなっていることが大きな要因になっている可能性が高いのです。

腸腰筋が硬くなる3つの原因

3.腸腰筋が硬くなる3つの原因

腸腰筋が硬くなる原因にはいくつかありますが、とくに多い原因として、次の3つが挙げられます。

  • 長時間同じ姿勢で座っているから
  • 運動不足・過度な運動の影響
  • 寝相の影響

これらの原因がどのように腸腰筋が硬くなることにつながるのかについて、詳しくお話ししていきたいと思います。

腸腰筋が硬くなる原因:①長時間同じ姿勢で座っている

4.腸腰筋が硬くなる原因:①長時間同じ姿勢で座っている

長時間同じ姿勢で座っていると腰に大きな負担がかかってしまいます。日本人は世界で一番「座りすぎ」ている国と言われています。

本来「座る」という行為は人間の生物学的に自然な形ではありません。長時間「不自然な体勢=座った体勢」でいることによって、腰だけではなく、腸腰筋にも負担をかけてしまうのです。

仕事やプライベートにかかわらず、長時間同じ姿勢で座っているのは腸腰筋が硬くなるもっとも大きな原因だということを覚えておきましょう。

腸腰筋が硬くなる原因:②運動不足・過度な運動の影響

運動不足過度な運動は腸腰筋を硬くしてしまう行為です。運動はその人に合った適切な負荷と時間で行うことがもっとも効果的です。

運動不足は腸腰筋を刺激しないということになるため、ストレッチが効かずに硬くなってしまいます。過度な運動による腸腰筋の硬化は、ランニングなどの足を上下に動かす動きを継続することで起こることもあります。腸腰筋を硬くしないような運動を取り入れるならば、足を上下だけでなく、左右に動かす運動も重要です。

腸腰筋が硬くなる原因:③寝相の影響

5.腸腰筋が硬くなる原因:③寝相の影響

寝相が悪い人は腰痛に悩まされていることが多いです。その原因が寝相による腸腰筋の硬化です。寝相の中でも「股関節を曲げた寝相」は腸腰筋が縮まった状態になるため、腸腰筋が硬くなりやすいといえます。

睡眠中はいくら正しい姿勢で寝ていても腸腰筋が硬くなりやすいため、寝相に注意することでアンチエイジングにも影響を与えます。

理想的な寝相としては「あおむけ寝」と「横向き寝」です。あおむけ寝の場合はバンザイをしないように注意しましょう。横向き寝の場合は巻き肩にならないように注意すると良いでしょう。腸腰筋への影響はありませんが、猫背やストレートネックの原因にもなるため注意が必要です。

腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響

6.腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響

腸腰筋が硬くなると身体のいたるところで悪影響が出てきます。この章では腸腰筋が硬くなることで受けるおもな4つの悪影響についてお話ししていきたいと思います。

  • 腰痛・反り腰を発症しやすくなる
  • むくみや冷え性が起こりやすくなる
  • ぽっこりお腹になりやすくなる・治りにくくなる
  • ケガをしやすい身体になってしまう

腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響①腰痛・反り腰を発症しやすくなる

7.腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響①腰痛・反り腰を発症しやすくなる

腸腰筋が硬くなると骨盤が引っ張られてしまうため、立ち上がった際にお腹が前傾してしまい、反り腰や腰痛を発症しやすくなります。

長時間のデスクワークをしている人やタクシーの運転手さん、バスの運転手さんに腰痛持ち、反り腰持ちが多いのは、長時間座ったまま仕事をしている影響で腸腰筋が硬くなってしまうからなのです。

腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響②むくみや冷え性が起こりやすくなる

腸腰筋が硬くなると股関節周辺の可動域、つまり最大限動かせる関節の幅が狭くなってしまいます。股関節の可動域が狭いと筋力の低下が起こり、血流の悪化を引き起こします。血流の悪化は身体に溜まった老廃物を流しにくい状態にする原因でもあるため、むくみや冷え性が起こりやすい身体になってしまうのです。

腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響③ぽっこりお腹になりやすくなる・治りにくくなる

8.腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響③ぽっこりお腹になりやすくなる・治りにくくなる

腰痛・反り腰でもお伝えしたとおり、腸腰筋が硬くなるとお腹が前傾してお腹が突き出てしまいます。突き出たお腹に脂肪が溜まると「ぽっこりお腹」となってしまうのです。ぽっこりお腹の原因は内臓が正しい位置にいないこと。

腸腰筋の役割の1つが「内臓を支えること」であるため、腸腰筋が硬くなるとぽっこりお腹になりやすくなるばかりか、ダイエットで改善することも難しくなってしまうのです。

腸腰筋が硬くなることで身体に受ける影響④ケガをしやすい身体になってしまう

腸腰筋は足の運動を司る筋肉です。腸腰筋が硬くなってしまうと、日常の活動で必要な筋肉が思い通り動かせなくなり、転倒などの思わぬケガを引き起こしてしまうこともあります。

硬くなった腸腰筋を改善することで起こる身体の変化

9.硬くなった腸腰筋を改善することで起こる身体の変化

ストレッチや筋力トレーニングなどで硬くなった腸腰筋を改善すると、それまで良くない状態であったさまざまな箇所に好影響を与えられます。とくに感じられるのは身体の内外の変化でしょう。

この章では、腸腰筋を柔らかくすることで起こる身体の変化についてお話しします。おもな変化は次の4つです。

  • 便秘の改善
  • 良い姿勢を長時間保つことができる
  • つまずきや転倒リスクを下げられる
  • 腰痛予防になる

腸腰筋を柔らかくすることで起こる身体の変化①便秘の改善

腸腰筋の内部には結腸が存在しています。腸腰筋が硬くなることで結腸に伝わる刺激が弱まり、便秘になりやすい身体になってしまいます。

腸腰筋を柔らかくすることで日常の生活で発生する運動刺激がダイレクトに結腸に伝わり、便秘知らずの体質になれるでしょう。

また、結腸は大腸の中でも重要な器官です。サプリメントや飲み薬などの栄養分は結腸から体内に吸収されます。日常的にサプリメントや飲み薬を服用している方にとって、腸腰筋は薬の効果を最大限に引き出すための大切な筋肉なのです。

腸腰筋を柔らかくすることで起こる身体の変化②姿勢が良くなる

10.腸腰筋を柔らかくすることで起こる身体の変化②姿勢が良くなる

腸腰筋が柔らかくなることで股関節の可動域が広がり、立っているときの姿勢に安定感をもたらします。姿勢が安定すると、ストレートネックや猫背といった悪い姿勢も自然に改善できるようになります。

ただし、O脚の場合は腸腰筋の硬化だけではなく、変形性膝関節症を発症している可能性があるため、O脚で股関節に問題がある場合は専門医に相談すると良いでしょう。

腸腰筋を柔らかくすることで起こる身体の変化③つまずき・転倒の防止

腸腰筋に柔軟性が出てくると股関節の可動域が広がります。股関節の可動域の広さは、日常生活の動作や歩行速度に大きく影響します。

股関節の動きがスムーズになると、足を高く上げることが容易となり、歩く際の不自由さが軽減されるでしょう。歩きやすくなると、歩く速度が自然と上がるため、行動できる範囲も広がるのです。

また、股関節の可動域を増やすことで運動の機会も増えます。結果的に筋力や代謝の向上を促進し、健康的な生活を維持できるようになるでしょう。

逆に股関節の動きが制限されると、小さな段差でもつまずいたり、大きな事故を引き起こすリスクが増加します。

つまり、腸腰筋を柔らかくすることで、日常生活の質の向上や安全な動作の確保が期待できるのです。

腸腰筋を柔らかくすることで起こる身体の変化④腰痛予防

11.腸腰筋を柔らかくすることで起こる身体の変化④腰痛予防

腸腰筋に柔軟性が出てくると、人間本来の理想的な姿勢を維持できるようになります。理想的な姿勢は肩こりや背中の痛み、腰痛といった姿勢が悪いことが原因の症状を改善することができるでしょう。

すでにそれらの痛みに悩まされている場合は、症状の緩和にも影響します。

ただし、日ごろから姿勢が悪い状態の人は、姿勢が悪い状態が自然な形として身体に認識されている可能性が高いです。

腸腰筋の柔軟トレーニングや正しい姿勢での生活はきつく感じるかもしれません。

徐々に姿勢を直しながら、最終的に理想的な姿勢になるようにトレーニングをすると良いでしょう。

腸腰筋の柔軟性アップには「あしふみ健幸ライフ」がオススメ

12.腸腰筋の柔軟性アップには「あしふみ健幸ライフ」がオススメ

腸腰筋の柔軟性アップを目指すのならば、ストレッチや運動が最適ですが、足腰に持病のある方や高齢者の方にとっては難しい場合もあります。

健幸ライフ株式会社が開発した「あしふみ健幸ライフ」は人間本来の反射運動である「貧乏ゆすり」のメカニズムを取り入れた健康器具です。

姿勢が悪い人にとって、立ち上がってのトレーニングや柔軟運動は苦行以外のなにものでもありません。あしふみ健幸ライフは座った状態で簡単にできる運動のため、姿勢が悪い状態でも腸腰筋の柔軟性アップが可能です。

腸腰筋や足腰の健康維持に「あしふみ健幸ライフ」をおためしください!

腸腰筋が柔らかくなると毎日が楽になる

13.まとめ:腸腰筋が柔らかくなると毎日が楽になる

今回のコラムを一通りまとめていきます。

腸腰筋が硬くなることのおもな原因は次の3つでした。

  1. 長時間同じ姿勢で座っている
  2. 運動不足・過度な運動
  3. 寝相の悪さ

腸腰筋が硬くなる原因に共通しているのは「腸腰筋に適切かつ習慣的に刺激を与えていないこと」です。同じ状態のまま、腸腰筋が縮まったままの状態を長時間維持してしまうことで、腸腰筋は硬くなるということがわかりました。

腸腰筋が硬くなることで身体に受けるおもな影響は次の4つです。

  • 腰痛・反り腰を発症しやすくなる
  • むくみや冷え性が起こりやすくなる
  • ぽっこりお腹になりやすくなる・治りにくくなる
  • ケガをしやすい身体になってしまう

どの年代の方でも腰痛や反り腰、むくみといった症状は身体に負担を与えるものです。無理やりその状態を改善しようとトレーニングを行ったとしても、腸腰筋が硬くなっているため、運動中にケガをする可能性も高くなってしまいます。腸腰筋が硬くなることで負のスパイラルに陥ってしまうのです。

腸腰筋に柔軟性が出てくると以下の4つの改善効果が得られます。

  • 便秘の改善
  • 良い姿勢を長時間保つことができる
  • つまずきや転倒リスクを下げられる
  • 腰痛予防になる

まさに負のスパイラルが逆転し、日々の生活を楽にするだけでなく、活力が生まれる生活にガラリと変わってくるのです!

あしふみ健幸ライフは、きつい柔軟トレーニングや筋力トレーニングを行わずとも、腸腰筋の柔軟性アップが図れる画期的な健康器具です。電気を使わず、難しい操作も一切必要ありません。お手元に届いた瞬間から腸腰筋トレーニングができる「あしふみ健幸ライフ」。

腸腰筋が柔らかくなると毎日が楽になり、活力に溢れる日々を過ごせるようになります。ぜひ一度おためしくださいませ!

あしふみ健幸ライフは、座ったままで歩行運動ができる
画期的な健康器具です。
ご両親へのプレゼントにもおすすめです。

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