2022.09.05血栓

動脈血栓の特徴とは?できやすい人もあわせてご紹介

血栓は血管の内部に血液の塊ができる病気で、症状の現れ方は軽度から重度までとさまざまです。また、血栓には動脈血栓と静脈血栓があり、それぞれに異なった特徴があります。こちらの記事では、動脈血栓の特徴と、動脈血栓ができやすい人についてご紹介しています。

動脈血栓とは

血管には動脈と静脈があり、動脈では血液の流れが速く、静脈では動脈よりも血液の流れが遅いという違いがあります。

そして、動脈内にできる血栓は、動脈血栓と呼ばれています。
なお、動脈血栓を発症すると、前兆なく症状が現れて短時間で重症化する可能性が高いという特徴があります。

動脈血栓ができやすい人とは

動脈血栓は症状の進行が早いという特徴があり、脳の血管内に動脈血栓ができた場合では、くも膜下出血や脳梗塞のリスクが高まります。

つまり、早急な処置をしないと大事に至る可能性が高まるということですね。
では、動脈血栓はどのような人にできやすいのでしょうか。
それでは、動脈血栓ができやすい人の特徴について見ていきましょう。

脂質異常症と診断された人

血液の中には少なからず脂質が混じっていますが、混じっている脂質の量が基準値を超えている場合では、脂質異常症と診断されます。

脂質異常症は、血管内のコレステロールと中性脂肪が大きく関与しているといわれ、特に油っこい食事や高カロリーの食事をする機会が多い人が発症しやすいといわれているのです。

脂質異常症は動脈硬化を誘発し、それが動脈血栓の原因になることがありますので、まずは食事の内容をよく見直して、脂質異常症の改善に努めましょう。

血糖値が急上昇しやすい食事をしている人

血糖値の急上昇は、糖尿病を誘発することで知られていますが、実は動脈血栓の原因にもなるといわれているのです。

血糖値の急上昇は、体内に摂り込まれてからすぐエネルギーとして使われる糖質の過剰摂取で起こりますので、糖質を含むごはんやパン、麺類、パスタなどの摂取量を減らす工夫をする必要があります。

なお、食事の際に食物繊維やタンパク質を摂ってから糖質を摂ると、血糖値の急上昇を防げるといわれています。
また、キノコ類や海藻、豆製品などは血糖値が上がりにくい食品とされていますので、毎日の食事に摂り入れることが血糖値の急上昇対策に役立つでしょう。

動脈硬化と診断された人

動脈硬化とは、加齢や高血圧などが原因で起こる血管の病気で、動脈が柔軟性と弾力性を失い、硬くなった状態をいいます。

動脈硬化によって血管内部が狭くなると、血流が滞って血栓ができやすくなります。
動脈硬化が進行すると、血栓のリスクが高まるだけではなく、ふくらはぎの不調で歩行が困難になったり、体の一部が麻痺したりすることがあります。

動脈硬化は野菜中心の食事に変えるなどの工夫で改善を目指せますので、まずは食事の内容を見直し、改善を目指す必要があるでしょう。

まとめ

今回は、動脈血栓の特徴や、動脈血栓ができやすい人の特徴についてご紹介してきました。
動脈は血液の流れが速い血管で、動脈血栓ができて症状が現れると、早いスピードで進行するという特徴があります。

また、脳に動脈血栓ができると、くも膜下出血や脳梗塞のリスクが高まるともいわれているのです。
そうならないためには、食生活に注意を払い、動脈血栓ができにくい体づくりをすることが何よりも大切でしょう。

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