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うつ病はあらゆる原因で起こる病気で、発症した時点でセロトニンの分泌量が減った状態になっています。
そして、さらにセロトニンの分泌量が減ると、うつ病が悪化するリスクが高まるといわれているのです。
それではまず、セロトニンの働きと、セロトニンとうつ病の関係についてご紹介しましょう。
セロトニンとは、脳内から分泌される脳内伝達物質のひとつで、神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンをコントロールする作用を持っています。
ドーパミンには快楽を司る働きがあり、ノルアドレナリンには驚きや恐怖を司る働きがありますが、セロトニンがこれらの物質の働きをコントロールすることで、精神安定作用が生まれるのです。
さらに、セロトニンには脳の活性化やストレス軽減といった作用もあるため、私たちにとって必要不可欠な物質であることがわかりますね。
セロトニンには精神安定作用があるため、正常に分泌されていれば、抑うつ症状が現れる心配はほぼないでしょう。
しかし、ストレスや睡眠不足などでセロトニンの分泌量が低下してその状態が続くと、次第に抑うつ症状が現れるようになり、やがてうつ病を発症するリスクが高まるのです。
それは、快楽を司るドーパミンや、驚きや恐怖を司るノルアドレナリンがうまくコントロールされず、精神不安定な状態に陥りやすいからです。
つまり、セロトニンの分泌量を減らさない生活を送ることが、セロトニンの分泌量減少やうつ病予防役立つということですね。
セロトニンの分泌量は目で見て確認することができないため、うつ病を発症して初めて、分泌量が減っていると感じることになるのです。
では、うつ病を発症してしまったら、まずは何をすべきなのでしょうか。
それは、直ちに心療内科や精神科を受診して、治療を開始するということです。
これらの病院では内服薬を処方されますが、処方薬の中にはセロトニン分泌に関与する種類もありますので、うつ病の改善とともに、セロトニン分泌量の向上にも役立つでしょう。
うつ病を発症したと感じたら、病院で治療を受けて完治を目指さなくてはなりません。
その上で、自分でできるセロトニンの分泌量を増やす方法も実践しましょう。
なお、セロトニンは、朝日を浴びることで分泌量が増えるといわれていますが、日焼け対策をしている場合では、朝日を浴びること自体に抵抗があるかもしれません。
こちらの章では、朝日を浴びる以外でセロトニンを増やせる方法をご紹介しています。
リズム良く食べ物を噛む、リズム良くウォーキングやジョギングをするなど、リズミカルな動きを日常生活に取り入れてみましょう。
リズミカルな動きには、セロトニン分泌量の向上に役立つことがわかっていますので、できるだけ毎日実践してみましょう。
セロトニン分泌に役立つ栄養素、それはトリプトファンです。
トリプトファンは、マグロやカツオ、乳製品、納豆、バナナ、ナッツ類などに多く含まれていますので、ぜひ、毎日の食事にプラスしてみてください。
今回は、セロトニンとうつ病の関係についてご紹介してきました。うつ病はさまざまな理由によって発症する病気で、発症の疑いが少しでもあるなら、まずは病院で治療を受ける必要があります。
それにより、セロトニンの分泌量が少しずつ増えて、うつ病が快方に向かうでしょう。
また、セロトニンは自分で増やすこともできますので、リズミカルな動きをする、トリプトファンを含む食品を摂るなども、生活の中に取り入れてみてくださいね。
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