足のむくみは老若男女問わず現れる症状ですが、高齢者は特に起こりやすい傾向があります。
さらに、その原因はいくつかの可能性があり、素人目には見分けにくいのも厄介。
そこで今回は、高齢者の「危険なむくみ」と「自分でケアできるむくみ」の違いや、対処法を簡単に紹介していきます。
ご自身や身近な人に当てはめて読んでみてくださいね。
高齢者の足がむくむ原因は、「病気や薬の影響によるもの」と「生活習慣が原因となるもの」の2つに大きく分けられます。
まずは自分がどちらのタイプか、それぞれの特徴や見分け方を参考に確認していきましょう。
当然ですが、病気のサインとしてむくみが現れている場合は、少しでも早く医師や薬剤師などの専門家に相談するべきです。
・患部を押してもへこまない
・足以外の全身がむくんでいる
・左右どちらかの足だけがむくんでいる
・血圧が高い
・動悸や息苦しさがある
・寝起きもむくみがひどい
これらのいずれかに該当するものがあれば、心臓や腎臓などの不調が考えられるため、症状を確認したうえで受診をしてください。
また、副作用にむくみが挙げられている薬を飲み始めてから症状が現れた場合も、医師や薬剤師に相談しましょう。
病的なむくみでない場合、下半身に水分が溜まることが原因の「慢性下肢浮腫(まんせいかしふしゅ)」であることがほとんどです。
慢性下肢浮腫によって足のむくみを訴える高齢者は年々増えていると言われており、事前の予防や早期の対策も重要視されてきています。
慢性下肢浮腫の特徴的な症状はこちら。
・足だけ(特に膝より下)がむくむ
・左右のむくみが同じ程度
・夕方以降が特にむくむ
・寝ると改善する
・皮膚を数秒間押すとへこみが戻りにくい
筋肉の衰えや、同じ姿勢をとり続けることによって下半身の血流が悪くなるのが主な原因です。
そのため、身体を動かすなどの対策で症状が改善することも珍しくはありません。
高齢者の中でも特に、椅子に座って過ごす時間が多い方は慢性下肢浮腫になりやすい傾向が。
ホームや外出先で車椅子に長時間乗っている方はもちろん、足腰の関節痛が理由で座る時間の長い方も該当します。
また、杖を使って歩く方も足の筋肉を十分に使えないため、足のむくみが出やすいです。
逆に、一日中立ちっぱなしで家事に追われている高齢者も注意が必要。
筋肉を酷使することで疲労が溜まり、血液やリンパの循環ポンプとしての役割まで果たせなくなってしまうのが要因になります。
”病気が原因じゃないなら大したことないだろう”と慢性下肢浮腫を放置するのはNGです。
そのまま足のむくみが悪化すると、関節を動かしにくくなったり、痛みを感じたりして自力での歩行が難しくなってしまうかも。
他にも、炎症や細菌感染で起こる「皮膚潰瘍」や血管内に血栓ができる「エコノミー症候群」などのリスクもあります。
どれも、早めの予防と対策で避けることができる症状ですので、油断せず対処しましょう。
高齢者のむくみトラブルは一朝一夕では改善しにくい傾向があります。
一時的によくなってもまた元の生活に戻っては同じことの繰り返しですし、そもそも短期間で効果が出るとは限りません。
なので、コツコツ無理なく続けられる方法を選ぶのがポイントです。
身体が冷えると血液の流れが悪くなり、自然とむくみがち。
筋肉量の少ない高齢者は特に体温が下りやすいので、要注意です。
また、むくみがひどいことで血流が停滞して冷えにつながるケースもあり、悪循環になる可能性も。
室温や防寒具に気を配り、身体が冷えないようにしていきましょう。
喫煙は血流を悪くするため出来る限り控えて。
また、塩分や水分、アルコールの摂りすぎもむくみの原因になります。
意識して摂取したいのは、カリウム、ビタミンE、タンパク質などの栄養素。
とはいえ極端な食事制限は他のトラブルを引き起こす場合もあるので、バランスの良い食事を目標に出来る範囲で工夫してみてください。
足のむくみを改善するためには、足の筋肉を動かすことも必要です。
手軽な方法としては、弾性ストッキング着用し適度な刺激をふくらはぎに与えるというものがあります。
手でマッサージをする場合は、膝裏や足首など関節付近を優しくさすったり揉んだりするのがコツ。
ふくらはぎへの強い刺激はあまり効果的ではありません。
自力で足を動かせる方は、つま先やかかとの上下運動も効果的です。
十分な体力があり足腰の痛みもない場合は、定期的な散歩やウォーキングも行いましょう。
足がむくんでいると、歩きにくい、足が重い、疲れが取れにくいなど様々な悩みを抱えがち。
もちろん病気が原因の場合は少しでも早く受診や検査をして治療に取り組むことも大切ですが、それ以外のむくみは普段から気を付けて生活していれば予防・改善が可能です。
高齢者は自然と運動量が減り、自分でも気づかないうちにむくんでしまっていることも少なくありません。
本人が意識するのと同じくらい、周りが気にかけてあげることも大切かもしれませんね。
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